Monthly Archives: 7月 2010

隅田川花火大会が近付いてきました

27 7月 2010

最近、全国から蔵元さんが来店されるようになりました。冬の間蔵にこもって酒を醸した後、最大の
消費地である首都圏にやってきて、酒販店や飲食店などで自社のお酒の評判などを聞いて回ると
いうのが主な目的です。 当店でも蔵元さんは大人気。造り手から直接説明を聞きながら飲む酒は
格別です。時には蔵元持参の振る舞い酒で、店内が大いに盛り上がることも。来店時に蔵元さんと
同席されたらラッキーですので、日頃疑問に感じていることを是非尋ねてみてください。

開店時からいつかやりたいと思っていた蔵元さんを囲む会も9月中旬頃に開催の予定です。第1回は
愛媛県の蔵元をお呼びしたいと思っています。「えっ、愛媛県で日本酒!?」と思われる方も多いかも
しれませんが、ふわりと優しい甘さにほっとするお酒が多く、当店でも常時2、3種類の愛媛酒を
扱っていますのでお試しください。イベントについては店内およびこのホームページ上で告知します
ので、しばらくお待ちください。

イベントといえば、夏の下町最大のイベントが近付いてきました。7月31日(土)に開かれる隅田川
花火大会です。 浅草側も相当混雑しますが、川の東側である押上・業平橋地区にもかなり多くの
観客が訪れます。地元でこのイベントを経験するのは初めてですので、どれだけの人通りになるか
想像もできませんが。「逆さツリー」の撮影スポットである十間橋で花火が 見られるようで、
今年はスカイツリーと花火を写そうという人たちで相当の人出が予想されているようです。

近所には混雑を敬遠して休業を決めた店もありますが、当店はとりあえず営業することにしました。
ただし午後3時から花火大会が始まる7時までの営業とさせていただきます。料理はセットメニュー
のみ(飲み物1点付き3000円)となります。基本的にご予約のお客様のみとさせていただきますので
ご了承ください。

日本人の日本酒知らず

12 7月 2010

スカイツリーの高さが伸びるに従ってカメラ片手の見物客がますます増えてきましたが、
もう1つ目立ち始めたのが外国人の姿です。浅草から押上にかけて、リュックサックを背負った
旅慣れた雰囲気の外国人観光客がよく歩いています。当店が週末に行っている昼酒営業にも、
時折散策途中の外国人が立ち寄ります。

店の近くに住む外国人を含め、これまで米国人、フランス人、英国人、ケニア人など、様々な
国籍のお客様が訪れました。驚くのは皆日本酒を当たり前のように飲んで行くことです。
中には銘柄指定で燗酒を注文する方もいます。 外国でも思った以上に日本酒の楽しみ方が
定着していることを知り、大いに感心させられます。対して、肝心の日本人が日本酒の魅力を
知らないのではと痛感させられることも多く、複雑な心境です。

昨日は臨時休業し、久し振りに日本酒の試飲会に行ってきました。60もの酒蔵が全国から集まり、
自慢のお酒が振る舞われました。ブースごとに各蔵の個性が感じられ、店で扱いたいと思わせる
お酒もたくさんありました。この“成果”は順次、メニューに反映させていきますのでご期待下さい。

ところで、こうした会でお会いする方々は、ほとんどが顔見知りです。いわゆる「日本酒ファン」
と呼ばれる方々で、ここ数年ほとんど 顔ぶれが変わりません。これが日本酒業界の寂しい
現状なのでしょう。「日本人の日本酒知らず」。この状況に危機感を感じている蔵元は 国内市場に
半ば見切りをつけ、海外に活路を求めています。

このまま日本酒が外国人にしか分からないお酒になったとしたら寂しいことです。小さな店に
できることには限りがありますが、日本の若者たちに日本酒の魅力を伝えるべく、 微力を尽くして
いきたいと思います。